自毛植毛と人工毛植毛の違いはなんですか?

親和クリニック院長 音田正光

親和クリニック
総院長 音田 正光

自毛植毛とは

自毛植毛とは

自毛植毛とは、AGA(薄毛症)の影響が少ない後頭部や側頭部から毛包組織(毛髪)を移植して、薄毛の改善をする方法のことを言います。
男性型のAGA(薄毛症)は、一般的に男性ホルモンが作り出すDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる原因物質の影響を受け、発毛が抑制され薄毛が進行します。このDHTの影響を受けにくいのが、後頭部や側頭部の毛髪となりますので、その毛髪を毛包細胞ごと採取し、薄毛の進行した部分に移植する治療のことを自毛植毛治療と呼びます。

自毛植毛のメリット

移植した髪は薄毛になりにくい

前述の通り、自毛植毛で移植する髪は、薄毛の影響を受けにくい部位の髪の毛です。
「だからといって、移植した先でも薄毛になりにくいとは限らないでしょ?」と考えた方もいらっしゃるとは思いますが、ご安心ください。『移植した髪は、もともと生えていた部位の性質を持ち続ける』というドナードミナントの原則により、移植した部位に関わらず、移植毛は薄毛になりにくい性質を保ち続けます。

もともと髪のない部位にも移植できる

自毛植毛では毛包という、髪を作り出す器官そのものを移植します。そのため、もともと毛穴がない、髪の毛が生えていない場所にも移植することができるのです。
また、怪我によりもともとの毛根がなくなってしまった場所にも髪の毛を生やすことができることも特長です。

仕上がりが自然

人工毛植毛や増毛で増やした髪はもちろん成長しないため、時間の経過とともにもともとの髪との違和感が目立ってきます。ですが自毛植毛なら、移植した髪は1週間程で生着し、その後は成長して生え変わり続けますので、仕上がりがとても自然なものになります。

術後のメンテナンスが不要

自毛植毛は移植毛が生着した後は、特別なケアや定期的なメンテナンスは必要ありません。
移植毛は術後半年ごろから発毛し始め、その後は自然と生え変わり続けます。

自毛植毛のリスク

施術方法によっては術後に痛みが出る可能性がある

自毛植毛は外科手術です。中にはメスを使って頭皮を切り取る方式の自毛植毛もあります。この場合は、施術直後から後頭部に強い痛みを感じることもあり、痛みが気になる方にとってはデメリットとなり得ます。

薄毛の進行具合によっては、自毛植毛を受けられない

自毛植毛は自分自身の髪の毛を移植するため、もととなる髪の毛がなければ施術することができません。そもそも自毛植毛は、髪の毛を増やすのではなく、髪の毛を引っ越しさせることで見た目を改善する治療法です。
「いつかはやりたい....と考えているうちに髪の毛がなくなってしまった」という事態にならないよう、ドクターに相談するなどして自毛植毛を受けるタイミングはきちんと見計らいましょう。

他の治療法に比べ、費用が高くなる傾向がある

自毛植毛の料金体系は、「基本料金+植毛費用」のケースが多いです。

実際にかかる費用としては、移植株数や施術法にもよりますが、数十万円~数百万円ほどかかるのが一般的と言えます。
ネックとなる費用の負担を抑えるには、施術モニターとなることで割引を受けたり、メディカルローンの利用で月々の返済額を少なくするといった手段もあります。
クリニックごとにその内容や条件が異なる場合もありますので、気になる場合はホームページを確認したり、電話などで問い合わせると良いでしょう。

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人工毛植毛とは

人工毛植毛

人工毛植毛とは、合成繊維(ナイロン・ポリエステル)で人工的に作られた毛髪を、薄毛の進行した部分に植え込んでいく方法のことを言います。人工毛植毛の場合は、患者さまの希望する本数を、希望する部分に植えることが可能となります。

人工毛植毛のメリット

即効性がある

人工毛植毛のメリットは即時性です。手術直後から髪のボリュームを実感でき、毛髪のボリュームによる周囲の視線は気にならなくなるでしょう。自毛植毛の場合、移植した毛髪が成長するまでに時間がかかり、毛髪が成長するまでの間は、何か対策をしなければなりません。しかし、人工毛植毛ではそのような待ち時間がありません。

デザインの自由

患者様の希望に応じて、髪の密度や配置、長さなど自由にデザインできる点も大きなメリットです。理想のヘアスタイルを実現しやすいという点で、多くの方に選ばれています。

手術時間が短い

自毛植毛に比べて手術時間が短く、また手術に伴う負担も軽減されます。そのため、忙しい方や手術に対する不安を抱える方にとっても、受けやすい治療法と言えるでしょう。

広範囲に対応可能

自毛植毛では、健康な毛髪を採取するドナー領域が限られていますが、人工毛植毛ではそのような制限がないため、広範囲の薄毛に対しても効果的に対応することが可能です。

人工毛植毛のリスク

感染症のリスク

人工毛植毛は外部から人工的に作られた毛髪を体内に埋め込むため、感染症のリスクがあります。術後のケアが不十分だと、感染症になるリスクが高まるため、術後の管理が非常に重要です。

拒絶反応

自毛植毛は自分自身の毛髪を使用するため、拒絶反応は起きませんが、人工毛植毛で移植する人工毛は体外からの異物なので、体が拒絶反応を起こすことがあります。これは人工毛植毛の大きなデメリットとも言えます。拒絶反応によって、炎症やかゆみ、腫れなどの症状が現れることがあります。

不自然な見た目になりやすい

人工毛は自毛とは異なるものなので、自然な見た目にすることが難しい場合が多いです。特に風合いや色合い、ツヤ感など自毛とは大きく異なるので、見た目に違和感が生じることがあります。

持続力が低い

人工毛植毛は時間の経過によって、毛髪が劣化し、抜け落ちてくるため、定期的なメンテナンスが必要になります。もちろんですが、自毛ではないので生え変わることはありません。そのため、見た目を保つためには、追加で治療を受ける必要があります。

自毛植毛と人工毛植毛の比較

即効性

自毛植毛の場合、移植後、一定期間経過すると一時的に抜け落ちてしまい、また新たに生え揃うのを待つ必要があるため、しっかりと生え揃うまでに約1年~1年半程の期間が必要となります。ただし、生え揃ってしまえば、その後のメンテナンスなどのランニングコストは基本的にかからないというのはメリットとなります。

人工毛植毛の場合、希望の長さや量を一度に移植可能なので、薄毛を隠すと言う意味での即効性は、その日のうちにすぐに感じることが可能となり、自毛植毛のように生え揃うのを待つ必要はなくなります。


定着率

定着率とは移植した株が実際に発毛する確率のことを言います。自毛植毛の場合、約80%~95%が生着し、一度生着した場合、一時的に抜け落ちたとしても、また生え揃ってくるので、長期間効果が持続します。

人工毛植毛の場合、合成繊維によって作られた人工毛を植え付けるので、伸びることもなく、抜け落ちてしまった場合は生え変わりません。また、体が異物と判断して拒絶反応を起こす可能性もあります。年1~2回の定期的なメンテナンス(毛の追加)が必要となります。


体への負担

自毛植毛の場合、自分自身の毛包細胞を使用するため、頭皮への悪影響も最低限に抑えられ、安全に移植が可能となり、身体的負担はもとより、精神的な負担の軽減も見込めます。

一方、人工毛植毛の場合、合成繊維(ナイロン・ポリエステル)で作成した人工毛を使用するため、体内に埋め込まれた場合、体が異物と判断し拒絶反応を起こし、皮膚トラブルにつながる可能性も出てきます。


費用

正直なところ、自毛植毛の費用は安価なものではございません。ただ、一度手術を行ってしまえば、その後のメンテナンス費用などのランニングコストは基本的にはかかりません。

人工毛植毛の場合は、定期的なメンテナンスの必要があり、手術費の他に、見た目の変化が少ないように維持費が発生いたします。

自毛植毛と人工毛植毛、どちらが良い?

結論から申し上げると、安全面を考慮すると自毛植毛の方が、デメリットよりメリットが数多く存在します。
人工毛植毛は、植え込んでしまえば、一時的にイメージ通りの髪型になり即効性においては期待が出来るものの、数多くの副作用が報告されており、アメリカの多くの州では法律で禁止されている事実もございます。一方、自毛植毛は自分自身の毛包細胞を採取し移植するので、すぐに効果が現れなくても、安全に手術が出来、薄毛を根本的に改善できるという点からも、選ぶなら自毛植毛となるでしょう。

自毛植毛を受けるなら親和クリニックへ

親和クリニックでは、採取した毛包細胞を、最先端の医療技術や、長年の経験を基に、細胞のダメージを最小限に抑えて移植するため、定着率が高く、薄毛を根本的に改善するという点においても、長期間効果を維持出来ます。また、人工的な異物を植え込む人工毛植毛と違い、拒否反応が少なく身体的にも精神的にも安心・安全な方法となります。
安全面を考慮し、長期的な薄毛の改善をご希望の方はぜひ、親和クリニックへご相談ください。
自毛植毛を受けようかお悩みの方も、まずは無料カウンセリングへお越しください。

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