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自毛植毛と人工毛植毛の違いはなんですか?

親和クリニック
総院長 音田 正光

自毛植毛と人工毛植毛、違いを徹底比較

自毛植毛とは、自分自身のAGA(薄毛症)の影響が少ない部分から毛包組織(毛髪)を移植して、薄毛の改善をする方法のことを言います。

男性型のAGA(薄毛症)は、一般的に男性ホルモンが作り出すDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる原因物質の影響を受け、発毛が抑制され薄毛が進行します。このDHTの影響を受けにくいのが、後頭部や側頭部の毛髪となりますので、その毛髪を毛包細胞ごと採取し、薄毛の進行した部分に移植すると言うことが、自毛植毛治療となります。

人工毛植毛とは、合成繊維(ナイロン・ポリエステル)で人工的に作られた毛髪を、薄毛の進行した部分に植え込んでいく方法のことを言います。人工毛植毛の場合は、患者さまの希望する本数を、希望する部分に植えることが可能となります。


その1.即効性

自毛植毛の場合、移植後、一定期間経過すると一時的に抜け落ちてしまい、また新たに生え揃うのを待つ必要があるため、しっかりと生え揃うまでに約1年~1年半程の期間が必要となります。ただし、生え揃ってしまえば、その後のメンテナンスなどのランニングコストは基本的にかからないというのはメリットとなります。

人工毛植毛の場合、希望の長さや量を一度に移植可能なので、薄毛を隠すと言う意味での即効性は、その日のうちにすぐに感じることが可能となり、自毛植毛のように生え揃うのを待つ必要はなくなります。


その2.生着率

生着率とは移植した株が実際に発毛する確率のことを言います。自毛植毛の場合、約80%~95%が生着し、一度生着した場合、一時的に抜け落ちたとしても、また生え揃ってくるので、長期間効果が持続します。

人工毛植毛の場合、合成繊維によって作られた人工毛を植え付けるので、伸びることもなく、抜け落ちてしまった場合は生え変わりません。また、体が異物と判断して拒絶反応を起こす可能性もあります。年1~2回の定期的なメンテナンス(毛の追加)が必要となります。


その3.体への負担

自毛植毛の場合、自分自身の毛包細胞を使用するため、頭皮への悪影響も最低限に抑えられ、安全に移植が可能となり、身体的負担はもとより、精神的な負担の軽減も見込めます。

一方、人工毛植毛の場合、合成繊維(ナイロン・ポリエステル)で作成した人工毛を使用するため、体内に埋め込まれた場合、体が異物と判断し拒絶反応を起こし、皮膚トラブルにつながる可能性も出てきます。


その4.費用

正直なところ、自毛植毛の費用は安価なものではございません。ただ、一度手術を行ってしまえば、その後のメンテナンス費用などのランニングコストは基本的にはかかりません。

人工毛植毛の場合は、定期的なメンテナンスの必要があり、手術費の他に、見た目の変化が少ないように維持費が発生いたします。

自毛植毛と人工毛植毛、どちらが良い?

それぞれ、メリット・デメリットが存在しますが、結論から申し上げると、自毛植毛の方が、デメリットよりメリットが数多く存在します。
人工毛植毛は、植え込んでしまえば、一時的にイメージ通りの髪型になり即効性においては期待が出来るものとなりますが、数多くの副作用が報告されており、アメリカの多くの州では法律で禁止されている事実もございます。一方、自毛植毛は自分自身の毛包細胞を採取し移植するので、すぐに効果が現れなくても、安全に手術が出来、薄毛を根本的に改善できるという点からも、選ぶなら自毛植毛となるでしょう。


効果を長期間実感したいなら「自毛植毛」

親和クリニックでは、採取した毛包細胞を、最先端の医療技術や、長年の経験を基に、細胞のダメージを最小限に抑えて移植するため、生着率が高く、薄毛を根本的に改善するという点においても、長期間効果を維持出来ます。また、人工的な異物を植え込む人工毛植毛と違い、拒否反応が少なく身体的にも精神的にも安心・安全な方法となります。

自毛植毛のメリット・デメリット

ではここからは、自毛植毛に焦点を当てて、具体的なメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

自毛植毛のメリットは大きく4つ。
「移植した髪は薄毛になりにくい」「もともと髪のない部位にも移植できる」「仕上がりが自然」「術後のメンテナンスが不要」といったポイントが挙げられます。

移植した髪は薄毛になりにくい

前述の通り、自毛植毛で移植する髪は、薄毛の影響を受けにくい部位の髪の毛です。
「だからといって、移植した先でも薄毛になりにくいとは限らないでしょ?」と考えた方もいらっしゃるとは思いますが、ご安心ください。『移植した髪は、もともと生えていた部位の性質を持ち続ける』というドナードミナントの原則により、移植した部位に関わらず、移植毛は薄毛になりにくい性質を保ち続けます。

もともと髪のない部位にも移植できる

自毛植毛では毛包という、髪を作り出す器官そのものを移植します。そのため、もともと毛穴がない、髪の毛が生えていない場所にも移植することができるのです。
また、怪我によりもともとの毛根がなくなってしまった場所にも髪の毛を生やすことができることも特長です。

仕上がりが自然

人工毛植毛や増毛で増やした髪はもちろん成長しないため、時間の経過とともにもともとの髪との違和感が目立ってきます。ですが自毛植毛なら、移植した髪は1週間程で生着し、その後は成長して生え変わり続けますので、仕上がりがとても自然なものになります。

術後のメンテナンスが不要

自毛植毛は移植毛が生着した後は、特別なケアや定期的なメンテナンスは必要ありません。
移植毛は術後半年ごろから発毛し始め、その後は自然と生え変わり続けます。

デメリット

対してデメリットも3つほど存在します。一つひとつ見ていきましょう。

施術方法によっては術後に痛みが出る可能性がある

自毛植毛は外科手術です。後ほど詳しく紹介しますが、中にはメスを使って頭皮を切り取る方式の自毛植毛もあります。この場合は、施術直後から後頭部に強い痛みを感じることもあり、痛みが気になる方にとってはデメリットとなり得ます。

薄毛の進行具合によっては、自毛植毛を受けられない

自毛植毛は自分自身の髪の毛を移植するため、もととなる髪の毛がなければ施術することができません。そもそも自毛植毛は、髪の毛を増やすのではなく、髪の毛を引っ越しさせることで見た目を改善する治療法です。
「いつかはやりたい....と考えているうちに髪の毛がなくなってしまった」という事態にならないよう、ドクターに相談するなどして自毛植毛を受けるタイミングはきちんと見計らいましょう。

他の治療法に比べ、費用が高くなる傾向がある

自毛植毛の料金体系は、「基本料金+植毛費用」のケースが多いです。
例えば親和クリニックの料金は、以下の体系となっています。

高密度自毛植毛
 MIRAI法
基本料金 20万円
+(900円 × 移植株数)
刈り上げない自毛植毛
 NC-MIRAI法
基本料金 30万円
+(2,000円 × 移植株数)

実際にかかる費用としては、移植株数や施術法にもよりますが、数十万円~数百万円ほどかかるのが一般的と言えます。
ネックとなる費用の負担を抑えるには、施術モニターとなることで割引を受けたり、メディカルローンの利用で月々の返済額を少なくするといった手段もあります。
クリニックごとにその内容や条件が異なる場合もありますので、気になる場合はホームページを確認したり、電話などで問い合わせると良いでしょう。

自毛植毛の代表的な施術方法

ここまでで、自毛植毛の全体的な特徴は掴んでいただけたかと思います。以下の部分では、自毛植毛の施術法ごとにそれぞれのポイントを解説してまいります。


FUT法

先ほど、デメリットの痛みの部分で少し触れたのが、このFUT法です。 「Follicular Unit Transplantation」の頭文字を取って「FUT法」と呼ばれるこの手法は、メスを使うため頭皮に線状の傷跡が残ることが特徴です。

術式としては、移植株の採取時に後頭部の頭皮をメスで帯状に切除します。その後、毛包単位※に小さく切り分け、一つひとつ移植していく、というものです。 ※毛包=髪の毛を作る器官。植毛においては「株」や「グラフト」とも呼ばれる。

主なメリットは、比較的簡単・大量・1度にグラフトを採取できるため、広範囲の植毛に向いています。 対してデメリットは、やはり患部に残る線状の傷跡と術後の強い痛みが挙げられるでしょう。


FUE法

「Follicular Unit Extraction」の頭文字を取った「FUE法」は、切らないことが特徴の自毛植毛法です。
具体的には、「パンチ」と呼ばれる頭皮をくり抜く医療器具を使い、毛包ごとに一つひとつグラフトを採取し、移植します。
メリットとしては、メスを使用しない、かつ大きな傷跡を残さないことから術後の痛みが少ないことが挙げられます。
ですがFUE法はグラフトの採取と同時に株分けも行っているため、施術の難易度が高くなります。つまりドクターの技術が伴わなければ、毛包の切断率が高くなり、植毛しても髪が生えてこない、満足のいく結果が得られないというデメリットがあるのです。

対策として、過去の症例数や口コミなどを確認し、技術力の高いクリニックで施術を受けることをおすすめします。

親和クリニックでは、このFUE法を独自に発展させた3つの自毛植毛により、薄毛の根本治療を行っております。

高密度 自毛植毛「MIRAI法」

「少ない痛み・傷跡」「自然で気づかれない仕上がり」を徹底的に研究し、開発したのが親和クリニックのMIRAI法です。
グラフトを採取するパンチの直径は、毛包を傷つけずに扱える最小レベルにまで小型化。

それにより、採取部分に残る傷跡がほとんど目立たないレベルにまで小さくなりました。
またそれだけグラフトが小さく採取できることで、高い密度で移植でき、豊かなボリュームによる自然な仕上がりを叶えた最先端の自毛植毛です。

切らないワンランク上の「NC-MIRAI法」

NC-MIRAI法は、MIRAI法にさらなる「気づかれにくさ」をプラスしたワンランク上の自毛植毛です。
MIRAI法をはじめ、自毛植毛はグラフトの採取時に採取部の髪の毛を短く刈り上げる必要があり、術前術後で見た目の変化が生じてしまうというデメリットがあります。
これを打開したのが、刈り上げないNC-MIRAI法。髪の毛を刈り上げずにグラフトを採取するので、術後も外見がほとんど変わりません。
人目に付く営業職や接客業をされている方にも自信を持っておすすめできる自毛植毛です。

2つの長所を合わせた「United MIRAI法」

NC-MIRAI法はその施術難易度の高さから、MIRAI法に比べ費用が高いことがネックとなる患者さまもいらっしゃいました。そんな方のために生み出されたのが、2つの術式をミックスしたUnited MIRAI法です。
術後にご自身の髪で刈り上げ部分をカバーできるようにMIRAI法とNC-MIRAI法をバランスよく適用することで、術後の気づかれにくさとコストダウンの両立を実現しました。

MIRAI法の詳細はこちら


ロボットによる植毛(ARTAS植毛)

これまですべて人の手で行っていた自毛植毛を、一部ロボットに代行させることに成功したのが、ARTAS植毛です。
これは医療用ロボット「ARTAS」が毛包を採取し、移植は人の手で行うというもの。FUE植毛の一種とも言えます。

メリットとしては、難易度の高いFUE法の採取工程をロボットが行うことで、熟練した技術力が無くとも手術が行えること。費用が比較的安いことが挙げられます。
その反面、まだ人の手ほど繊細な動きが再現できないため、採取する株が大きくなり、採取にも時間がかかります。また、提供しているクリニック数が少ないといったデメリットも存在します。今後の開発による進歩が期待されますが、いまはまだ熟練した医師には届かないのが現状です。

植毛の症例ご紹介

当院では常に最新の技術や治療法を研究し、検証を行ったうえで施術に取り入れております。独自の技術開発によるハンドピースにより、痛みが少なく高生着率の植毛が可能です。豊富な施術症例の中から、おでこと頭頂部の症例をご紹介いたします。その他の症例もございますので治療の参考までにご覧ください。


50代 女性 おでこの症例

施術前
Before

施術後
After

施術名 自毛植毛(NC-MIRAI法)
移植本数
(グラフト数)
1,100株
施術の費用 ¥ 2,500,000(税抜)
主なリスクと副作用について 術後の過ごし方・個人差により程度は異なりますが、移植に伴う患部の腫れ、赤み、かゆみなど通常の外科手術で考え得る症状が起こる場合があります。通常半年から1年程度で改善しますのでご安心ください。

30代 男性 頭頂部の症例

施術前
Before

施術後
After

施術名 自毛植毛(MIRAI法)
移植本数
(グラフト数)
2,200株
施術の費用 ¥ 2,180,000(税抜)
主なリスクと副作用について 術後の過ごし方・個人差により程度は異なりますが、移植に伴う患部の腫れ、赤み、かゆみなど通常の外科手術で考え得る症状が起こる場合があります。通常半年から1年程度で改善しますのでご安心ください。

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