女性が“薄毛”に悩まされたら、まずはご自分の薄毛症状がどのようなタイプであるのかを整理することが大切です。きっとそれが、後の薄毛対策にも役立つ重要な鍵となることでしょう。
それでは早速、女性の薄毛にはどういった症状があるかについて詳しく解説したいと思います。
女性の薄毛の症状はさまざまなものがあり、その原因も多岐にわたります。主な原因として考えられているのは、【女性ホルモンの減少】。
女性の体内に生まれ持って備わっている女性ホルモンではありますが、これは28歳頃を境に減少の道をたどっていきます。特に更年期症状に悩まされる年代になると女性ホルモンはさらに減少し、ホルモンバランスの乱れによるあらゆる症状が体内外で発生するのです。
また女性には女性ホルモンほどの量ではありませんが、男性ホルモンも存在します。実はこの男性ホルモンこそが、薄毛症状の引き金。そもそも男性の代表的な薄毛症状【男性型脱毛症:AGA】も、男性ホルモンの影響が大きな原因として考えられています。
ただし女性の場合、元々の男性ホルモン量はごくわずか。それなのになぜ、薄毛症状が起きるのでしょうか?それは、女性ホルモンが減少することにより、男性ホルモンが優位に立つからです。
このように女性の代表的な薄毛症状は、男性ホルモンの影響を受けているため、【女性男性型脱毛症:FAGA】とも呼ばれています。
「分け目の肌色が目立つようになった」というのは、意外にも心あたりのある方が多いのではないでしょうか。
なぜなら、多くの方がやってしまいがちな「髪の分け目がずっと同じ」というのが、つむじの薄毛が気になるきっかけになるからです。髪の生え癖に合わせて、いつも同じ位置に分け目を作っていませんか?
髪の分け目には、知らず知らずに負担がかかっています。それがずっと同じ位置であれば、なおさら。
すると、その負担に耐えられなくなった分け目周辺の毛根が弱まり、その地肌に新しい髪が生えにくくなってしまうのです。
また、同じ部分の地肌がずっと「紫外線」を浴び過ぎているという状況にも要注意!紫外線は頭皮を老化させ、「抜けやすい」「コシがない」といった、いわゆる“質の悪い髪”につながってしまうことが考えられるでしょう。
そしてこれと同じような問題は、現代のヘアスタイルの多様化にもその可能性が広がっています。
人生の喜ばしいイベントでもある出産ではありますが、女性にとっては少々辛い側面も存在します。その一つが、「抜け毛が増える」ということ。実はそこでも、女性ホルモンが大きく影響しているのです。
まずは妊娠中、女性の体内では女性ホルモンの分泌は多くなります。特に妊娠後期でのその量は著しく、ヘアサイクルの成長期が長く続くようになるため、「髪が抜けにくい時期」とも言われています。
しかし出産(分娩)後、増加傾向にあった女性ホルモンは一気に減少することに加え、子宮が元に戻るために収縮したりと女性の体内はめまぐるしく変化していくのです。すると、女性ホルモンも乱れやすくなり、「髪も抜けやすくなる」という一連の症状が【分娩後脱毛症】と呼ばれています。
あなたは日常で、ヘアアレンジをすることはありますか?例えば、ポニーテールをしたり、アップスタイルにしたり。実はそれ、毎日続けていると薄毛症状に発展してしまう要因となります。
【牽引性脱毛症】と呼ばれています。
髪が引っ張られるヘアアレンジでは、ひそかに髪に強いダメージが加わっています。またこれでいうと、髪を長く出来るエクステも、牽引性脱毛症につながる要素を持っていると言えるでしょう。
【円形脱毛症】は女性に限らず、老若男女に起こりえる症状です。
コインのような円形もしくは楕円形の脱毛症状が特徴的で、なかには10円よりも大きい500円玉サイズの円形脱毛症が見られる方もいらっしゃいます。
これはよく「ストレスが原因である」と言われていますが、実際のところそれはほんのきっかけに過ぎません。円形脱毛症を生み出す真の原因は、自己免疫疾患(免疫機能の乱れ)を主として、自律神経や毛周期の乱れなどだと考えられます。
人間の皮膚には、皮脂を分泌する機能が備わっています。特に頭皮や顔は皮脂分泌が多く、それによる肌トラブルも発生しやすい環境にあるのです。
そしてその肌トラブルの一つであるのが、脂漏性皮膚炎。
お肌の皮脂が多く分泌されることで、毛穴などに存在し皮脂を餌にする常在菌[マセラチア菌]も異常増殖。すると、マセラチア菌の分解により生み出された中性脂肪が刺激となって炎症を起こし、頭皮環境が悪くなり抜け毛に発展する、というのが【脂漏性脱毛症】の特徴と原因です。
「女性の薄毛」と一言にいっても、その実態にはこれほどまでに様々な症状が存在しています。そう考えると、たとえ「女性の薄毛に効果的なのはこの対策!」と言われたとしても、ご自身だけの判断でその対策だけに頼るのは危険です。女性の薄毛の対策方法は、一つだけではないのですから。
だからこそ、薄毛を疑う事実を一人で悩むのではなく、その原因は何なのか、どんな対策手段があるのか、専門知識を持った人にアドバイスをもらうのもきっと、薄毛症状解決への近道となることでしょう。
そして、その薄毛解決に向かうアドバイスを出来る人の選択肢として「医師」をあげることもできます。見えない薄毛解決のゴールに右往左往するよりも、医師の診断の元原因追究を行い、適切な対策を実践してみませんか?
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