自毛植毛は、急に濃くなるのではなく、一旦抜け落ちてから、今までにあった毛と同じように時間をかけて徐々に濃くなっていきますので、人工毛の植毛やかつらなど、直接毛髪を増やしてみせるものに比べて、違和感によってばれる可能性は低いといえます。
しかし、当然のことながら自毛植毛による髪の濃さの変化で最終的にばれてしまう可能性もありますし、それ以外にも(染髪している方は)髪の色の変化や傷跡の状態、かつらの使用などによって、周囲にばれてしまう場合がありますので、それぞれの対処法などについてご紹介いたします。
周囲の髪の色と異なる色の髪が生えてきたら目立つのは当然ですが、自毛植毛は微妙な色合いも含めて同じ自分の髪が生えるため、とても自然です。この点は、やはり自毛植毛のメリットと言えます。
しかし、自毛植毛の場合は手術後1か月程度の時間を置いてからでないと植毛した髪の定着に悪影響となってしまう事から、しばらくの間は髪を染める事ができませんので、手術前に髪を染めていた場合はどうしても髪の色が異なる状態になってしまい、ばれる原因となります。
植毛前は、なるべく髪染めは控えて頂き、髪色の違和感によってばれるのを防ぐことができます。
いままで行われてきた自毛植毛は、植毛元の毛が生えている部分に傷痕が残ったり、植毛の際に一度刈り上げたりする関係で、自毛植毛の手術跡がばれやすかったという面があります。
しかし、当院で行っているNC-MIRAI(エヌシーミライ)法は、刈り上げの必要がないため、施術直後に周りにばれるということがありません。
ただ、自毛植毛によって髪が生え揃った後の、特に坊主やツーブロックなど刈り上げを行うヘアスタイルの場合は、あまりにも髪が短いと手術跡が目立ってしまいます。一般的なクリニックのFUE法などの手術跡では5mm以上の髪の長さがないと、手術跡が見えてしまうでしょう。(採取時のパンチの大きさにもよります)当院のMIRAI法の場合だと、3mm以上の髪の長さであれば、手術跡が目立つことはありません。
スキンヘッドや坊主以外のヘアスタイルであれば、傷跡が大変小さく、腫れも少ないため、傷跡からばれる可能性はほぼないという事ができます。
一般的にヘアピースは正常の人間の髪の密度よりも30%ほど濃く作ってあるため、その濃さに周囲の人目が慣れてしまっていると、自毛植毛後に使用をやめた際、髪が不自然に薄くなったように感じられる場合があります。
当院の自毛植毛は、髪の毛がしっかりと生え揃うまで、そのままヘアピースを使用することもできますので、ある程度伸びてきて髪を切るタイミングでヘアピースの使用を中止する事で、自然に移行する事が可能です。
自毛植毛がばれてしまうケースとしてよくあるものは以上となりますが、基本的に自毛植毛、とりわけNC-MIRAI(エヌシーミライ)法による自毛植毛は他の方法と比べ、周囲にばれにくく、自然な形で髪を増やす事ができる方法であるといえます。
自毛植毛についてご不安な点は手術前・後問わず、是非ご相談ください。
FUT方の場合、後頭部に線状の傷跡が残ることがあります。この傷跡を隠すためには、傷跡の上の髪が傷跡を覆える長さを保つことが大切です。極端に短いヘアスタイルは避けることをおすすめします。
FUE法の場合、後頭部に点状の小さな傷跡が残ることがありますが、1cm以下の髪の長さでも目立ちにくいとされています。
※親和クリニックではFUE法を改良した「MIRAI法」を行っております。
坊主や短髪は手術痕が目立ってしまうので、極端に短い髪型は避けたほうが良いでしょう。
また、手術後に髪型を急に変えると周囲の人から気づかれやすいので、徐々に変化を加えて段階的に髪型を変えていくとよいでしょう。
手術痕を隠し、自然な見た目を保つためには、髪型や髪の長さの調整が非常に重要です。
自毛植毛後のケアとして、これらのポイントを意識することで、周囲に手術を気づかれることなく、自信を持って過ごすことができるでしょう。
カバーシートとは、刈り上げたドナー部分を隠すためのかつらのようなものです。
「NC-MIRAI法」では、髪の毛が長いまま、良いドナーを見極めるため、髪を刈り上げる必要がなく、カバーシートは不要です。
翌日には自然な髪で日常生活に戻ることができ、日々忙しいビジネスマンや女性の方、人前に出ることの多い職業の方でも安心して受けていただける自毛植毛術です。
自毛植毛後に坊主にするかどうかは、個人の好みや手術後の状態によって異なります。しかし、いくつかのポイントを考慮することが重要です。
坊主にすることで移植毛の成長が分かりにくくなったり全体的な毛髪の成長を合わせたりできるというメリットがありますが、特にFUT方では手術直後の傷跡が目立つ可能性も考慮する必要があります。自毛植毛を検討している方は、医師と相談しながら最適な選択をすることが大切です。
親和クリニックでは自毛植毛を受けたことを周りの人に知られないようにするために、当院独自開発した「MIRAI法」をさらに改良し、ドナー部位を刈り上げずに採取する「NC-MIRAI法」という治療法を行っております。
「NC-MIRAI法」は、手間と時間、何より高度な技術を必要とする手術です。しかし、刈り上げずに手術を行うため、周囲から自毛植毛を受けたことがばれにくい手術方法です。
親和クリニックの「NC-MIRAI法」について下記ページに詳しく記載したため、ぜひご覧ください。
自毛植毛はすぐには効果を実感するまでに時間がかかるため、手術後は不安や悩みが多くなると思います。そのため、患者様にとって技術はもちろん、手術後に安心して相談のできるクリニックを選んでいただくことが最優先事項です。親和クリニックでは技術の向上はもちろん、手術後の生活習慣やアフターケアなど、薄毛に関わるアドバイスをさせていただいております。
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