自毛植毛の手術後の仕事復帰がいつからできるかについては気になるところかと思います。
職種別の復帰までのタイミングと、日常生活の注意点を解説いたします。
手術後は移植部分がかさぶたとなる状態が2週間程度は続きます。
血流が激しくなるような仕事や運動などを行うと、回復が遅くなる可能性があるため、肉体労働や力仕事をされている方は、最低でも術後1週間はお休みを取っていただくようにお願いをしています。いっぽう、デスクワークなど激しく体を動かすことのないようなお仕事をされている方は、術後翌日から復帰が可能となります。
術後なるべく早く職場復帰したいという方もいらっしゃいます。
そういった方には、グラフト採取部分を刈り上げることなく、手術の形跡も周りの方に分かりにくい植毛法をおすすめしています。植毛をしたことがバレにくいため、人前に出る職業の方や、女性の方にも安心して受けていただける自毛植毛手術です。
職業・職種により、職務復帰までの期間中や復帰後についてのいくつかポイントがございます。
こちらの項目では、大きく3つの職種に分けてお答えしてまいります。どの項目も、手術後に毛髪の生着率を高めるために注意していただきたいポイントとなります。
「FUSS法」の場合、肉体労働や力仕事で主に身体を激しく動かすと、出血したり、場合によっては、傷口が開いてしまう可能性があります。そのため、職務復帰に際しては少なくとも1週間はお休みを取っていただく様に推奨しております。また、復帰した場合においても、患部への刺激を軽減し、汗で蒸れることを極力避けていただくため、頭にタオルを巻いて、普段より大きめのヘルメットを着用していただくなどの対策をしていただくことが重要となります。
営業職や接客業に従事されている方は、基本的に人前に出るため、身だしなみが大切な方々もたくさんいらっしゃるかと思われます。「FUE法」の場合であっても、小さなかさぶたが植毛した箇所に密集しているため、多少目立つかもしれません。小さなかさぶたは1週間程、全てのかさぶたが取れるには平均して10日~2週間程かかります。
ヘアスタイルで隠すことができる方は特に問題はないのですが、そうでない場合、職業・職種的に問題がなければニットなどの帽子を被る。また、以前からカツラを使用されている方はカツラをつけていただくことも可能です。ただし、移植毛がしっかり生着するまで、可能な限り頭皮への刺激を避ける必要があるため、いずれの方法であっても担当医にご相談いただくことを推奨しております。
最後に、薄毛隠しで使われているパウダーを利用する方法もございます。パウダーとは、特殊な繊維を静電気で髪に付着させることにより、髪が増えたように見せることができ、また、かさぶたが目立たないようにすることも可能です。こちらも帽子やカツラと同様に、術後の頭皮への負担の少ないものが望ましいので、使用前に担当ドクターに相談をしていただくよう推奨しております。
自分自身が商品と言える、芸能人やモデルなど、特に見た目を重視されている職種の方は、仕事の内容によってもイメージが変わるため、見た目の要素が非常に重要視されている職業となります。また、簡単に長期間休むわけにもいかない可能性もありますので、手術範囲・スケジュール・術後にかさぶたを隠す方法など、担当医と相談のうえ、綿密なスケジュールを練る必要がございます。
これらの点に注意し、頭皮を十分にケアする事によって毛髪の生着率も向上してきます。
自毛植毛の術後、洗髪方法について十分にご説明致しますが、ご自身での洗髪に不安がある方は再度当院にご相談ください。
当院では専用の洗髪台もあり手術翌日には自毛植毛手術後の頭皮を傷つけることなく丁寧に洗髪を行います。
また、生活習慣の中で注意する点としては血行を促進する飲酒や過度な運動など、過剰に血行が促進される行為や、喫煙は、血行が阻害されます。また手術部位への直射日光が傷口を悪化させ生着率を下げる可能性がありますのでご注意ください。
当院では患者様のライフスタイルや嗜好を考慮した上で、術後も安心してお過ごしいただけるよう適切な手術法と術後の過ごし方をご提案させていただきます。
自毛植毛に少しでもご興味のある方、また当院で行う自毛植毛についてもっと詳しく知りたいという方はぜひ音田までご相談ください。
自毛植毛の術後は、ご自身の毛髪をしっかりと生着させることが一番重要となります。
せっかく施術しても、その後の過ごし方によって、移植した髪の生着率は大きく異なってきます。
手術後、髪が生えてきた際に違和感を生まないよう自然な髪の流れとなる、熟練のドクターの技術も、移植毛がそこに生着してくれなければ、意味のないものになります。
髪の生着を阻害する具体的な行為や、それを控えるべき期間を解説いたします。
かさぶたが自然に取れるまでは、患部を掻いたり、かさぶたをはがす様な行為はお控えください。ご経験がある方も多いかと思いますが、かさぶたは治りかけの頃に痒みを発症し、また気になって触りたくなることもございますが、グッと我慢してください。
手術後の頭皮への刺激は十分な注意が必要となります。睡眠中も同様に、無意識の内に掻いてしまわないような配慮が大切です。
最低限、自毛植毛の手術の前日から翌日はアルコールの摂取をお控えいただく必要がございます。アルコールには血行を促進する作用があり、手術後は頭皮が出血している状態のため、血流が良くなり、出血量が増えるだけではなく、腫れが酷くなる可能性もあります。
タバコの成分であるニコチンは血管収縮作用があり、血流を悪くさせ、頭皮に張り巡っている、毛細血管から毛根に栄養が行きわたらなくなり、生着率の低下を招いてしまう可能性がございます。そのため、植毛手術前の2週間、手術後3週間は禁煙をお願いしております。
手術後すぐの激しい運動は原則お控えください。激しい運動によって血管が拡張し、出血が増え、場合によっては傷口が開いてしまう可能性があります。ジョギングなどの軽い運動でも手術後3~4日、筋トレやサッカーなどのスポーツは1~2週間程の期間はお控えいただいております。
ダウンタイムとは、施術してから回復し日常生活に戻れるまでの期間のことを指します。
自毛植毛の手術法には「FUSS法」と「FUE法」があり、それぞれの術式、移植する株数・範囲によってもダウンタイムが異なり、また個人差もございます。
自毛植毛の植毛術にはメスを使用する「FUSS法」と、メスを使用しない「FUE法」がございます。それぞれの術式により、髪を採取した部分に感じる痛みも異なります。
メスを使う「FUSS法」は、当然ですが出血を伴います。この術式では側頭部・後頭部の頭皮を大きく切り取り移植するという方法となりますので、手術後、10日前後は、仰向けに寝るのも難しい程の痛みがございます。
反対にメスを使用しない「FUE法」では、パンチブレードを使用して髪を採取し、もともと毛穴がなかった箇所に移植するため、少なからず出血はしますが、違和感を感じる程度となり、基本的に痛みの少ない術式となります。
まず、自毛植毛は外科手術です。術式により出血量は異なります。赤みやかさぶたも個人差はありますが、手術直後は目立ちます。
メスを使用する「FUSS法」では、移植部分のかさぶたが、手術後1~2週間で自然に取れ、赤みも約6ヶ月で徐々に落ち着いてきます。毛髪を採取した部分は皮膚ごと切り取られているため、縫合する必要があり、少なからず傷跡が残ります。移植部分においては、かさぶたが取れた後にうっすらと赤みを帯びる場合もございますが、肌の生まれ変わりによって1~3ヶ月で落ち着いてきます。
切らない「FUE法」の場合、かさぶたは採取・移植部共に手術後1~2週間で自然に取れ、うっすら赤みを帯びる程度となり、こちらも肌の生まれ変わりによって1~3ヶ月で落ち着いてきます。
手術方法にかかわらず、まぶた・額に腫れが出る場合がございます。特に生え際や前頭部など、まぶたに近い位置に植毛をされた方に多く見受けられますが、手術後3日~1週間ほどで落ち着いてきます。
親和クリニックでは独自に進化・発展させた、自毛植毛術を行っております。従来の「FUE法」と比較しても身体への負担が少なくダウンタイムも比較的短いため、デスクワークであれば、翌日から復帰が可能となり、特に休みが取りづらい方にも適しております。また、術後の髪型の変化がほとんどありませんので、人前に出たり、見た目を重視する、営業・サービス業・芸能人・モデルの方々には特に推奨しております。
併せて、無料のWカウンセリングにて、ドクター・専門カウンセラーが、患者さまの頭皮の状態はもとより、職業・職種も加味した治療スケジュールのご提案やアドバイスを行っております。
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