薄毛の悩みを解消する方法のひとつ「自毛植毛」は、薄毛が気になる生え際や前頭部、頭頂部にご自身の毛髪を移植する手術のことです。メンテナンス不要な究極の薄毛治療として注目を集めています。
そんな自毛植毛を検討するうえで気になるのが、植毛後に起こる「ショックロス」です。ここでは、自毛植毛手術の後に一時的に髪の毛が抜け落ちてしまうショックロスについて、詳しくご紹介します。
ショックロスとは、自毛植毛手術後に起こる現象であり、移植された毛髪が抜け落ちることです。自毛植毛手術では、健康な毛髪を移植するためにドナー部位から毛髪を採取し、毛髪の薄い部位に移植します。しかし、移植された毛髪は一時的に成長サイクルが乱れるため、抜け落ちることがあります。この現象はあくまでも一時的なものなので、一定期間が経てば、自ずと毛が生えてきます。
ショックロスと混同されやすい現象に、「脱落」というものがあります。脱落も、自毛植毛の手術後に毛が抜け落ちるという点ではショックロスと同じです。ただし、脱落は植毛した毛そのものが抜け落ちる症状を指すのに対し、ショックロスは植毛した毛の周りが抜ける症状を指します。
脱落は移植した髪の毛がきちんと生着していないがゆえに起きるので、抜け落ちた後に毛が再び生えてくることは少ないです。一方、ショックロスは一時的な抜け毛のため、時間が経てばまた新しい毛が生えてきます。
ショックロスの原因はいろいろありますが、実は医学的に正確なことはよくわかっていません。手術のときの麻酔の影響により、髪が抜けるということも考えられています。
ショックロスは、女性に比較的多くみられます。植毛をしたのに抜け毛が増えると、どうしても気にしてしまう人もいるでしょう。とくにストレスで抜け毛が増えて移植を行った場合は、あまり気にしすぎるとかえって抜け毛が増えてしまうことがあります。
ただ、髪全体が抜けるわけではなく、だいたい10%から15%ほどの毛が抜けると言われています。しかも全体の毛の15%程度の抜け毛の場合でも、見た目ですぐにわかるものではないので安心してください。
毛髪は、成長期、退行期、休止期という周期的なサイクルで成長しています。このサイクルは個人差があり、一部の毛髪が成長期や休止期にある場合もあります。
植毛手術では、ドナー部位から採取された健康な毛髪を薄毛や禿げた部位に移植します。しかし、この移植された毛髪は外的な刺激や術後の腫れ、血流の変化などによって一時的に成長サイクルが乱れることがあります。移植された毛髪の一部は休止期に入り、その後に抜け落ちることがショックロスと呼ばれる現象です。
移植された毛髪は、一時的なショックを受けることがあります。これは、頭皮に植毛された毛髪が新しい環境に適応する過程で起こります。移植された毛髪が一時的に休止状態に入ることがあり、その結果、一部の毛髪が一時的に抜け落ちることがあります。
植毛手術は頭皮に小さな傷を作るため、一時的な炎症が起こることがあります。また、手術による血行不良もショックロスの要因となる可能性があります。炎症や血行不良が毛根に影響を与え、一時的な抜け毛が起こることがあります。
ショックロスは一時的なものです。多くの場合、1年~1年半の間に元通りの量になりますので、あまり気にしすぎないようにしましょう。また抜け毛が増える範囲は、移植した部分とその近くの麻酔を打った範囲になります。当然ですがこの範囲以外の箇所の髪が抜け落ちることはありません。心配しないで日々を送ることが大切です。
自毛植毛は外科手術なので少なからず、リスクもあります。
自毛植毛後に起こり得るリスクについて下記ページでまとめたので、ぜひご覧ください。
抜け毛が増える時期は、だいたい手術後3か月~4か月までになります。早いと手術後2〜3週間で起こることもあります。ただし、個人差がありますので、なかには、全然気にならなかったという人もいます。
複数回植毛手術をされた方でも、1回目と2回目では抜け毛の量が違うなど、時期によっても変わってきます。
ショックロスを発症する確率として、一般的に言われているのは「20%」です。正直なところ、決して少ないと言える数字ではありませんが、この20%という数字の中には、抜け毛の程度が比較的軽いケースも多く含まれています。そのため、手術前よりも薄毛が目立つという心配は少ないとも考えられます。
また、なかでもショックロスが起きる可能性があると言われているケースは、髪が弱い場合です。しかしながら、ショックロスの可能性について紐解いてみると、医学的にはまだまだ不透明なところも多く、たとえ医師でも事前にショックロスの可能性を見極めることは困難とも考えられています。さらに、その原因も明確には追究されておらず、ショックロスを起こす可能性や程度、期間については、まさにケースバイケースと言えます。
ショックロスによる抜け毛現象は、「一時的脱落」とも言われています。そのため、決して永久的に続くものではありません。結論、ショックロスは一定期間がたてば回復します。
そもそも、ショックロスは手術後3ヵ月~4ヶ月までに起こると言われていますが、それに対して回復期は4ヶ月~半年が経過した頃と考えられます。もちろん、早い時期からいつも通りとはなりませんが、徐々にショックロス部分の薄毛状態も目立たなくなり、周囲と同様に毛が生えそろえる様子が想定されます。
とはいえ、せっかく植毛をしたのにも関わらず、ショックロスの抜け毛症状が見え始めた時には、なかなかショッキングに感じられるでしょう。しかし、事前知識として回復するということを知っておけば、更なるストレスで薄毛症状が進行する懸念も和らぐのではないでしょうか。
ショックロスを発症する確率として、一般的に言われているのは「20%」です。正直なところ、決して少ないと言える数字ではありませんが、この20%という数字の中には、抜け毛の程度が比較的軽いケースも多く含まれています。そのため、手術前よりも薄毛が目立つという心配は少ないとも考えられます。
また、なかでもショックロスが起きる可能性があると言われているケースは、髪が弱い場合です。しかしながら、ショックロスの可能性について紐解いてみると、医学的にはまだまだ不透明なところも多く、たとえ医師でも事前にショックロスの可能性を見極めることは困難とも考えられています。さらに、その原因も明確には追究されておらず、ショックロスを起こす可能性や程度、期間については、まさにケースバイケースと言えます。
ショックロスを防ぐ方法には諸説ありますが、医学的に好ましい成果が報告されているのは、プロペシアやザガーロなどの内服薬・ミノキシジルなどの外用薬による予防策です。これらは、AGA(男性型脱毛症)治療に効果的と言われています。
プロペシアやザガーロなどの内服薬には、AGAの大きな原因として考えられる、男性ホルモンの一種であるDHTの生成を抑制する作用があります。
また、ミノキシジルには頭皮の血行を促進する作用があるため、栄養が毛根に巡り、発毛を促す効果が期待できます。
自毛植毛手術に、これらの薬を併用することで、ショックロスのリスクをある程度軽減・予防できると考えられています。
しかしながら、これらの治療薬の服用によるショックロスの予防効果には、科学的に明確な根拠があるわけではないため、確実に効果がある予防策とまで断言することはできません。
ショックロスを隠す方法として有効なのが、ケラチンパウダーです。ラチンパウダーとは人工毛のふりかけのことでで、繊維粉末でできています。振りかけることで髪をボリュームアップして見せることができるので、ショックロスの一時的なケアとしておすすめです。
パウダーというと、髪の毛や頭皮への影響が気にかかると思いますが、ケラチンパウダーは毛穴より大きく製造されているため、毛穴詰まりの心配はありません。ただし、もともと肌質が敏感である場合など、頭皮の状態によってはかぶれるおそれがあります。頭皮が敏感になっていたり、炎症を起こしていたりするときは使用を控えましょう。また、過去に頭皮がかぶれた経験がある場合は、なるべく刺激の少ないタイプのものを選ぶようにしましょう。
そのほか、薄毛が目立つ場合は、帽子やかつらをかぶるなどの方法をおすすめします。ショックロスの症状が軽い場合は、周囲の髪の毛で隠すことも可能です。
自毛植毛手術の際には、ご自身の健康な毛根部分の頭皮を薄く切除し、移植用に採取する「ドナー採取」という工程があります。ここで採取された頭皮が、頭髪の薄い部分に移植されるのです。
このように、植毛手術の大事な要となるドナー採取ですが、そもそもドナーを採取した部分は毛がなくなることから、さらに薄毛が進行していくのではないかと心配される方も多くいらっしゃいます。しかし、ドナー採取部分が原因となりショックロスを起こすという関係性は考えられません。
また、ドナー採取の際には、いかに目立たない場所で、周辺の毛根を傷つけずに、ドナーを採取できるかが重要です。さらに、毛根採取には国内最少径のパンチを用いるため、あらゆる観点で考えてもドナーを採取することによって薄毛が目立つという心配はほとんどないと言えるでしょう。
そもそも、頭頂部は植毛が難しいという説もあります。これは他の部分に比べ頭頂部には大量の植毛が必要だということ、さらには頭頂部は既存の毛髪の隙間に移植していくケースが多い為です。
そして、上記のような理由からショックロスのリスクを高めるとも考えられていることから、「頭頂部はショックロスが起きやすい」という説が広まったと思われます。
しかし、頭頂部の植毛手術の際に懸念されるショックロスのリスクは、医師の技術によってある程度予防することが出来ます。もちろん、ご自身の髪質や頭皮の状況などによる個人差もありますが、頭頂部の植毛手術においてはより一層、医師の技術力が重要となるのです。
薄毛治療は美容のための施術と考えられていることから、基本的にどのクリニックであっても「自由診療」であることが一般的だと言えます。そのため、親和クリニックでも、たとえショックロスが起きた場合、保険適応で治療を行うことはできません。
しかしながら、自由診療だからこそ、植毛技術はもちろん、ショックロスに対する対応技術にも差が出るという側面はあります。
その点、親和クリニックでは、豊富な臨床実績と知識を持った医師が、ショックロス状態に対する適切な処置・対応を施しますので、ご安心くださいませ。
また、ショックロスだけに限らず、植毛手術後にはアフターケアが欠かせません。採取・移植の技術、そして丁寧なアフターケアが揃ってこそ、ショックロスのリスクを極力減らすことが出来るのです。
ショックロスの原因にはいろいろあり、ショックロスを起こす可能性や程度、期間についてもケースバイケースです。しかし、ショックロスは一定期間がたてば回復するものです。気にしすぎるとかえってストレスで抜け毛が増えてしまうこともありますので、あまり気にしすぎないことが大事です。
とはいえ、ショックロスは防げるに越したことはありません。ショックロスのリスクを減らしたいなら、植毛手術後のアフターケアをしっかりと行っているクリニックを選ぶことをおすすめします。親和クリニックでは植毛手術後のアフターケアとして、手術翌日に洗髪のサービスを行っているほか、術後の不安に回答する「患者さまサポート相談室」をご用意しております。
また、当院では無料でカウンセリングを行っています。Web上からも気軽にご予約いただけますので、薄毛に関するお悩みやショックロスに関する疑問などございましたらお気軽にお問い合わせください。
診療時間内(10時〜19時)のお問い合わせには2時間以内、診療時間外は翌診療開始時間より2時間以内にご返信いたします。
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