「頭頂部が薄くなってきた…」「生え際が徐々に後退してきている…」
いつの間にか進行していた薄毛・抜け毛・AGAのお悩み。
既に薄毛が進行している部分に自毛植毛しても、結局生えてこなくなってしまうのではとお考えではないですか?
今回は、AGAのメカニズム、またその治療法について解説します。
既にAGA(男性型薄毛症)を発症している状態で、自毛植毛で毛髪を移植しても、同じようにAGAで脱毛してしまうのではと心配される方が多く見受けられます。結論から言えば、自毛植毛によって移植する毛髪は、AGAの影響を受けづらい後頭部・側頭部の毛髪を移植するため、移植した部位でもその性質を引き継ぐため、AGAの症状で抜けていってしまうことはほとんどありません。
AGAとはAndro Genetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味となります。
成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことを言い、一般的には遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
ここでは具体的なメカニズムについてお話します。
ヘアサイクル(毛周期)とは、「休止期」「成長期」「退行期」の大きく分けて3つのサイクルがあり、髪の寿命は以下の図にある「成長期」の2~6年を指します。
この「成長期」が短くなることで髪が抜けやすくなり、AGAになるのです。
AGAは進行性の脱毛症となり、既に髪が生えてこなくなった部分においては、残念なことに薬での発毛効果は見込むことが出来ません。また、自毛植毛以外の治療方法で効果を維持するには継続した治療が必要なため、かかる費用も大きくなってしまいます。
そのため、薄毛の悩みから根本的に脱却したいのであれば、自分自身の後頭部や側頭部の毛を移植する自毛植毛が最善策だと言えるでしょう。
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